micro:bitと百円ショップ商品で作る、クリスマスツリーイルミネーション
この記事はmicro:bitアドベントカレンダーの15日目の記事です。 micro:bitを使って100円ショップで売ってるLEDをコントロールして、オリジナルのクリスマスツリーイルミネーションを作ってみましょう。 まずはどういったものを作るかを動画でご覧ください。 Christmas tree illumination controlled by #microbit A post shared by Fab Kominka (@fabkominka) on Dec 1, 2017 at 1:40am PST 材料の準備 材料 micro:bit ワニ口クリップ(導線で代用してもOK)*2本 microUSBケーブル 100円ショップで購入するもの デコレーションライト クリスマスツリー まず材料の注意点として、100円ショップで買えるデコレーションライトには、電源の供給が電池かUSBかと、点灯・点滅の違いがあります。今回はmicro:bitで光り方をコントロールしたいので、電池2本で駆動、常時点灯のものを選びます。色は何色でも大丈夫です。 クリスマスツリーは好みに合わせてでOKです。 配線をする このデコレーションライトは通常の使い方では1.5Vの電池2本を直列接続し、ライトには3Vの電圧がかかるようになっています。この3V電源をmicro:bitからとっても同じように光るはずですね。 電池のマイナス側にmicro:bitのエッジコネクタのGND端子、プラス側に3Vを接続し、micro:bitにUSBで電源供給をします。このとき、電池ボックスのスイッチがONになっていることを確かめてください。 すると、このように光ります。 これだと電池で駆動しているのと変わらず明るさは変わらないので、+側を0ピンにつなぎ変えます。 この0番ピンの電圧を変えることで、ライトの明るさを調整していきます。 プログラム ではいよいよプログラムを書いていきましょう。とは言ってもカタカタとキーを打つ必要はなく、ブロックエディタを使ってドラッグ&ドロップで作って行きます。 ウェブブラウザで以下のURLを開きます。 https://makecode.microbit.org/ この画面内で、ブロックを組み合わせてプログラムを作って行きましょう。 点滅させる 0番ピンの出力を切り替えるにはdigital write pinというブロックを使います。 最初に表示されているon startとforeverというブロックは、どこにもつながっていなくても実行されるブロックです。 対して、digital write pinやその他多くのブロックは、単体では動作せず、on start等の中にカチッとはめると実行されます。 以下のようにブロックを組み合わせて行きましょう。 micro:bit起動時に、ピカピカピカと3回点滅するプログラムが出来ました。 画面左のシミュレータ上で、0番ピンが赤く点滅していることが確認できます。