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【MFBA17レポート その2】 屋外展示

Maker Faire Bay Area 2017参加レポートその2では迫力のある屋外展示を紹介していく。 屋外展示 MFBAはなんといっても屋外展示の迫力がすごい。屋外では巨大なオブジェや専用のスペースを使ったショーが行われている。 サイズ的にも、法規制とかリスク面含めて日本ではまず見ることの出来ない圧巻の展示の数々を一気に紹介する。 Burning Man系 Make:系というよりはBurning Manから流れてきたものだが、MFBAの象徴的な展示となっているのが火を噴くメタル巨像。今年も迫力満点の展示満載だった。 Pulse 心臓を模したもの。 ちなみに、この展示には柵のようなものがない。写真を撮ったこの距離でかなりの熱気を感じた。 Le Attrata 炎を吹き上げると同時に発する爆音が会場中に響きわたっていた。 Le Attrataは2016年にkickstarterでfundingしている。Le Attrata, Fire and Technology in Sculpture Mechateuthis 火は吹かないが、手回しで足を動かせ、夜にはLEDでライトアップされる。 https://makerfaire.com/maker/entry/60133/ ステージ系 大きめなステージが用意された展示たち。 Mega Bots 今年の大目玉の一つ。 実際に動作させて車を攻撃するデモンストレーションも行われたが、 This one isn't necessarily IEEE related but how often do you get to see a giant robot using a car as a punching bag??? Credit: @bird2brain via #Repost ・・・ Giant Fighting Robot punching a car #Makerfaire #MFBA17 #IEEExp #IEEEmember #robot #car #transformers #IEEE #student #youngprofessional #professional #engineer #engineeringisfun

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【MFBA17レポート その1】Overview

5⁄19-21にアメリカ西海岸San Mateo市で開催された”Maker Faire Bay Area 2017”に出展してきたのでそのレポートをする。 出展と平行しての見学のため、すべてを回りきれたわけではないので印象に残ったもののみを取り上げている。より多くの展示を見たい場合は公式ハイライトを見ると良いだろう。 Maker Faire Bay Area 2017 Slideshow - Maker Faire Maker Faire Bay Area 2017: Live Updates and More | Make: Maker Faire Bay Area (MFBA)とは Maker Faire bay areaはSan Mateo County Event Centerで開催されている、Makerたちが作ったものを見せる巨大なお祭だ。展示スペースは室内展示、暗室展示、屋外展示と屋外でのテント展示がある。 各地で開催されるMaker Faireの中で、New York、Cicagoと並びFlagship Fairesと位置づけられているだけあって圧巻の規模を誇るイベントだ。MFBA2016は出展者1300組、来場者は15万人とレポートされている。 全体マップ 規模感としては、室内展示が行われたEXPO Hallが9700㎡強で、全体では地図で見た限り13万㎡ほど。1 参考までにMaker Faire Tokyo 2016と比較すると、国際展示場の西2ホール(8,880㎡) +アトリウム(2000㎡)= 10,880㎡なので、EXPO Hallだけで同じくらい、全体だと10倍以上の規模ということになる。2 展示エリアは大きく8つに分かれていて、その中にMake:Drones, Make:Robots, Maker to Market, Make:Activitiesなどのカテゴリーが配置されている。マップ上には屋外の大きな展示やCrafts、RaspberryPiといったようなカテゴリーは記載されているが、細かいブースの配置は記載されていない。 初参加の場合はお目当ての展示を見つけるのに苦労するかもしれない。 この時期陽が長く、ピーカンであることが多いため日中はかなり暑くなる。会場内で飲食物は販売されている。水は水飲み場があるが日中は水汲み行列が出来る。 同意書 日本にはないものとして、Liability Agreement(同意書)にサインするというシステムがある。会場の各所にあるカウンターでサインをすると腕に着けるバンドをもらえる。多少なりともリスクのあるワークショップや体験をするのにはこのバンドが必要となる。

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