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「ガチでMakeする開発合宿」を開催しました

「ガチでMakeする開発合宿」とは Fab古民家で集中してモノづくりをする合宿です。 目的はただ一つ、 集中してモノづくりを行う ということに尽きます。 ハッカソンのようにグループになるわけではなく、テーマが指定されるわけでもなく、それぞれ仕事・趣味にかかわらず作りたいものがある人が集まって黙々と開発を行う会です。 今回はモノづくり系の開発者3名を東京からお招きして開催しました。 スケジュール 2日間のスケジュールはこんな感じです。 時間 1日目 〜13:00 Fab古民家集合 13:00 昼食(とんかつ) 14:00 Make! 19:00 温泉(ささらの湯)・買い出し 21:00 宴会 23:00 深夜までMake! 2日目 9:00 Make! 13:00 昼食(蕎麦) 14:00 Make! 19:00 帰宅 集合

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【MFBA17レポート その4】ワークショップ

ワークショップ ワークショップの多さもMFBAの特徴の一つだ。専用の大きなスペースがあったり、各展示内で行っていることもある。 ここではいわゆるワークショップだけではなく、体験型の展示も含めて紹介する。 影絵 今回個人的に一番興味をそそられたのがこの影絵のワークショップ。上記は完成品。 裏から見るとこんな感じ。 回転させたり、光の当て方を工夫している。 こういったパーツから選んでつくっていく。 はんだ付け教室 会場内ではMaker Faireのロゴの形をした基板にLEDを付けたものをよく見かけるが、このはんだ付け教室で作れる。 老若男女にかかわらず、多くの方が参加している。 ゴム動力クラフト飛行機 ゴム動力のクラフト飛行機(モノレールというべきか?)をつくって飛距離がどれだけ出るか競争する。 ピタゴラ装置 ワイヤーの参加型アート ワイヤーでできた木に、来場者が枝を付けて伸ばしていく。 Levity Grove ダンボールロボットアーム ダンボールで出来たロボットアーム 工具の体験 さまざまな工具の使い方などを教えている。 幾何学形状を作る ITSPHUNという幾何学的図形を組めるパーツ。 ITSPHUN Geometric Art 透明テープで作るブロック 透明テーブでブロックを作り積み上げていく。 箱をラップとテープで覆って文字や絵を書いたあと、中の箱を取り出している。 VR VR体験はいくつかのブースで行っていた。 プレゼンテーション 時間の関係でほとんど見ることができなかったため今回のレポートでは取り上げられていないが、Center Stageを始め、展示エリア内に設けられた幾つもの舞台でプレゼンテーションが行われている。 まとめ ワークショップはさまざまなところで開催されており、はんだ付け教室のような定番は別として、どこで何をやっているのかわからない。時間もそこそこ取られるが、「体験」というのはその場でしか出来ないので、できるだけ参加してみることをオススメしたい。 以上でMFBA2017レポートを終える。

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【MFBA17レポート その3】屋内・テント展示、暗室展示

MFBA2017レポート その3、今回は室内やテントでの展示、暗室展示の紹介をする。 火を噴く屋外展示に比べれば日本国内のMaker Faireと近いイメージだが、メイン会場となるEXPO HallだけでMFTと同等の面積、それよりはやや小さいとはいえホール丸々使った暗室、さらに巨大なテントを使った展示スペースという圧倒的な規模感だ。 屋内展示 一つひとつあげるとキリがないので、ここでは3Dプリンタやレーザーカッターなどの工作機器、すでに話題となっているプロダクトなどは割愛し、グループでの大きな展示をメインに紹介する。 ピンボール メカニカルなものから電子的なものまで、さまざまなピンボールの展示。 ピンボールじゃないよね、、、ってのもある。 昔ながらのピンボールも展示している。 Bay Area LEGO User Group LEGOのユーザーグループ。LEGOはどこへ行っても子どもたちに大人気だ。 R2D2 日本ではガンダムやその他SF作品のキャラクタを頻繁に見かけるが、MFBAではほとんど見かけることがない。その唯一とも言える例外がR2D2で、専用ブースがある。 軍用レベルのノイズキャンセリングマイク 今回、レポートのためのメモを音声入力で取ろうと思ったのだが、Android端末のマイクではノイズに負けて音声認識がほぼ使えなかった。そんな中でもこのマイクを使うと綺麗に音声認識された。 http://theboom.com/ 植物栽培と水槽で作るエコシステム http://makerfaire.com/maker/entry/59930/ ワイヤーで引っ張るタイプのプリンタ 工作系をメインに、このタイプはいくつも見かけた。 暗室展示 これもまたMFBAの目玉の一つとして、ホール一つを丸々使った巨大な暗室展示がある。この全景写真は明るく写っているが実際には真っ暗。 広いスペースを利用した、大物展示が目を引く。 大物展示 3D Stroboscopic Zoetrope 今回の暗室展示の目玉。コマ撮りで人が地面に向かって飛び込んでいるように見える。 (動画のピントが合ってなかった、、、) https://makerfaire.com/maker/entry/60322/ 巨大トンボ キリン R2D2と交信中。 Space Garden http://makerfaire.com/maker/entry/60431/ アーティスティックな展示 Darkエリアにはアーティスティックな展示も多い。 光を使ったさまざまなオブジェ 光るピアノ 演奏に合わせて光るピアノ。 光る床 光るタイル 巨大なインタラクティブLED 光源を変えることで影を変化させる ブースに入ると光源をON/OFFするスイッチがあり光の当たり方を変えることにより影の形を変えられる。 下から照らして影を映し出すテーブル 下にあるのがこれ 砂や液体への文字プリント 砂や液体へ文字をプリントする展示は芸術性が素晴らしかった。 液体をかき混ぜることで文字がゆっくりと沈んでいく。 その他 flowtoys LEDを内蔵したバトンのようなものたち。シンプルだが、このように来場者が体験出来るものは人気がある。 https://makerfaire.com/maker/entry/59716/ Vortex Smoke Ring Blasters “The Sense-Shockers”

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【MFBA17レポート その2】 屋外展示

Maker Faire Bay Area 2017参加レポートその2では迫力のある屋外展示を紹介していく。 屋外展示 MFBAはなんといっても屋外展示の迫力がすごい。屋外では巨大なオブジェや専用のスペースを使ったショーが行われている。 サイズ的にも、法規制とかリスク面含めて日本ではまず見ることの出来ない圧巻の展示の数々を一気に紹介する。 Burning Man系 Make:系というよりはBurning Manから流れてきたものだが、MFBAの象徴的な展示となっているのが火を噴くメタル巨像。今年も迫力満点の展示満載だった。 Pulse 心臓を模したもの。 ちなみに、この展示には柵のようなものがない。写真を撮ったこの距離でかなりの熱気を感じた。 Le Attrata 炎を吹き上げると同時に発する爆音が会場中に響きわたっていた。 Le Attrataは2016年にkickstarterでfundingしている。Le Attrata, Fire and Technology in Sculpture Mechateuthis 火は吹かないが、手回しで足を動かせ、夜にはLEDでライトアップされる。 https://makerfaire.com/maker/entry/60133/ ステージ系 大きめなステージが用意された展示たち。 Mega Bots 今年の大目玉の一つ。 実際に動作させて車を攻撃するデモンストレーションも行われたが、 This one isn't necessarily IEEE related but how often do you get to see a giant robot using a car as a punching bag??? Credit: @bird2brain via #Repost ・・・ Giant Fighting Robot punching a car #Makerfaire #MFBA17 #IEEExp #IEEEmember #robot #car #transformers #IEEE #student #youngprofessional #professional #engineer #engineeringisfun

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【MFBA17レポート その1】Overview

5⁄19-21にアメリカ西海岸San Mateo市で開催された”Maker Faire Bay Area 2017”に出展してきたのでそのレポートをする。 出展と平行しての見学のため、すべてを回りきれたわけではないので印象に残ったもののみを取り上げている。より多くの展示を見たい場合は公式ハイライトを見ると良いだろう。 Maker Faire Bay Area 2017 Slideshow - Maker Faire Maker Faire Bay Area 2017: Live Updates and More | Make: Maker Faire Bay Area (MFBA)とは Maker Faire bay areaはSan Mateo County Event Centerで開催されている、Makerたちが作ったものを見せる巨大なお祭だ。展示スペースは室内展示、暗室展示、屋外展示と屋外でのテント展示がある。 各地で開催されるMaker Faireの中で、New York、Cicagoと並びFlagship Fairesと位置づけられているだけあって圧巻の規模を誇るイベントだ。MFBA2016は出展者1300組、来場者は15万人とレポートされている。 全体マップ 規模感としては、室内展示が行われたEXPO Hallが9700㎡強で、全体では地図で見た限り13万㎡ほど。1 参考までにMaker Faire Tokyo 2016と比較すると、国際展示場の西2ホール(8,880㎡) +アトリウム(2000㎡)= 10,880㎡なので、EXPO Hallだけで同じくらい、全体だと10倍以上の規模ということになる。2 展示エリアは大きく8つに分かれていて、その中にMake:Drones, Make:Robots, Maker to Market, Make:Activitiesなどのカテゴリーが配置されている。マップ上には屋外の大きな展示やCrafts、RaspberryPiといったようなカテゴリーは記載されているが、細かいブースの配置は記載されていない。 初参加の場合はお目当ての展示を見つけるのに苦労するかもしれない。 この時期陽が長く、ピーカンであることが多いため日中はかなり暑くなる。会場内で飲食物は販売されている。水は水飲み場があるが日中は水汲み行列が出来る。 同意書 日本にはないものとして、Liability Agreement(同意書)にサインするというシステムがある。会場の各所にあるカウンターでサインをすると腕に着けるバンドをもらえる。多少なりともリスクのあるワークショップや体験をするのにはこのバンドが必要となる。

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