May 30, 2017
MFBA2017レポート その3、今回は室内やテントでの展示、暗室展示の紹介をする。
火を噴く屋外展示に比べれば日本国内のMaker Faireと近いイメージだが、メイン会場となるEXPO HallだけでMFTと同等の面積、それよりはやや小さいとはいえホール丸々使った暗室、さらに巨大なテントを使った展示スペースという圧倒的な規模感だ。
屋内展示
一つひとつあげるとキリがないので、ここでは3Dプリンタやレーザーカッターなどの工作機器、すでに話題となっているプロダクトなどは割愛し、グループでの大きな展示をメインに紹介する。
ピンボール
メカニカルなものから電子的なものまで、さまざまなピンボールの展示。
ピンボールじゃないよね、、、ってのもある。
昔ながらのピンボールも展示している。
Bay Area LEGO User Group
LEGOのユーザーグループ。LEGOはどこへ行っても子どもたちに大人気だ。
R2D2
日本ではガンダムやその他SF作品のキャラクタを頻繁に見かけるが、MFBAではほとんど見かけることがない。その唯一とも言える例外がR2D2で、専用ブースがある。
軍用レベルのノイズキャンセリングマイク
今回、レポートのためのメモを音声入力で取ろうと思ったのだが、Android端末のマイクではノイズに負けて音声認識がほぼ使えなかった。そんな中でもこのマイクを使うと綺麗に音声認識された。
植物栽培と水槽で作るエコシステム
http://makerfaire.com/maker/entry/59930/
ワイヤーで引っ張るタイプのプリンタ
工作系をメインに、このタイプはいくつも見かけた。
暗室展示
これもまたMFBAの目玉の一つとして、ホール一つを丸々使った巨大な暗室展示がある。この全景写真は明るく写っているが実際には真っ暗。
広いスペースを利用した、大物展示が目を引く。
大物展示
3D Stroboscopic Zoetrope
今回の暗室展示の目玉。コマ撮りで人が地面に向かって飛び込んでいるように見える。
(動画のピントが合ってなかった、、、)
https://makerfaire.com/maker/entry/60322/
巨大トンボ
キリン
R2D2と交信中。
Space Garden
http://makerfaire.com/maker/entry/60431/
アーティスティックな展示
Darkエリアにはアーティスティックな展示も多い。
光を使ったさまざまなオブジェ
光るピアノ
演奏に合わせて光るピアノ。
光る床
光るタイル
巨大なインタラクティブLED
光源を変えることで影を変化させる
ブースに入ると光源をON/OFFするスイッチがあり光の当たり方を変えることにより影の形を変えられる。
下から照らして影を映し出すテーブル
下にあるのがこれ
砂や液体への文字プリント
砂や液体へ文字をプリントする展示は芸術性が素晴らしかった。
液体をかき混ぜることで文字がゆっくりと沈んでいく。
その他
flowtoys
LEDを内蔵したバトンのようなものたち。シンプルだが、このように来場者が体験出来るものは人気がある。
https://makerfaire.com/maker/entry/59716/
Vortex Smoke Ring Blasters “The Sense-Shockers”
空気砲。
打つことも出来る。
http://makerfaire.com/maker/entry/55365/
The AZoth Pyramid Capstone
なかなか怪しげな瞑想装置。
ゴーグルが光ってチカチカするのと、サイケデリックな音で瞑想状態に入れるという。実際体験してリラックスは出来たけど、効果の程はよくわからなかった。
https://makerfaire.com/maker/entry/60477/
初音ミクAI
初音ミクをガラスに投影したAIキャラ。
レーザーでスパイ体験
レーザーの網を跨いでいくアトラクション。
動画シンセサイザ
タッチセンサで表現の変わる動画リアルタイムシンセサイザ
RaspberryPi制御のアクアリウム
屋外テント
Steve’s Machine Empire
来場者が操作できるさまざまなロボットの展示。
Europian Train Enthusiastic
大きなテントを丸々一つつかった広大なジオラマの展示。
水中Drone
風船ロボット
ベースのような楽器
ロボットエリア
ロボット関係の展示が集められたテント。
人気を集めていた、日本から展示のRobot Band。
https://makerfaire.com/maker/entry/59744/
Home Grown Village
自家製食品コーナー。
移動式の温室なんかもある。
ドローンレース
大きなテントを使ってドローンレースが開催されていた。
失敗して網にかかってしまったドローン。
San Francisco Bazzar
いわゆるクラフト市が開催されているエリアもある。
まとめ
屋内、テント、暗室展示をまとめて紹介したが、ここで紹介したのはごく一部。
これらの展示をすべて見て回るには丸2日間をじっくり展示に費さないと難しいだろう。
会場は広く、移動だけでも時間がかかる。出展しながらの見学の場合は見るところがどうしても限られるため、お目当ての展示がある場合は事前にチェックしておくと良いだろう。